院長挨拶

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    日本は世界有数の長寿国になりましたが、医学的、社会的に問題になっているものの一つに認知症問題があります。
    日本では認知症に罹患する方は年々増加しており、現在その数は400万人以上にも達しています。

    認知症は様々な原因により起こりますが、正しい診断・看護・介護・リハビリ・相談援助がなされれば、家庭での生活を安心して送られる方が多くおられます。
    昭和という時代を築き、今日の平和の日本を形づくった人生の先輩が不幸にして認知症にかかり、家族と共に悩まれている現実を見るにつけ、これを支援するのが私たちの使命だと考えています。

    上野公園病院では開院以来20数年間、認知症の患者さんに対して、院長はじめスタッフ全員が一丸となって、外来診療、通院・通所リハビリ、ケアマネジメント、入院治療などに取り組んでいます。
    例えば当院では、認知症の患者さんが安心して療養できるように、浴室・トイレ・病室・デイルームなどの病棟設備に配慮し、どのようにすれば患者さんの身体的・精神的機能を維持・回復できるのかをスタッフ一同で考え実践しています。

    上野公園病院は、平成26年9月、大分県より「大分県認知症疾患医療センター」の指定を受けました。
    今後は地域における認知症医療中核機関として、ますます貢献して参ります。

    また、心療内科ではうつ病、パニック障害、不眠症、自律神経失調症などでお悩みの方の相談・治療もおこなっていますので、お気軽にご来院ください。

    院長:長野 浩志

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